品質管理

リーベルコーヒーでは品質管理が最重要であるとの考えの元

「生豆の内部の水分値の計測」、「生豆の外側の水分量の計測」、「焙煎豆の焙煎度合いの計測」

を行い厳重な品質管理を順守徹底しています。

1. 水分活性測定器による生豆の管理

「焙煎前の豆=生豆(なままめ or きまめ)」を生豆専門の卸業者さんから仕入れます。その後、リーベルコーヒーでは定期的に「生豆の内部の水分値」を計測します。

「生豆の内部」に含まれている水分値を計測することで、カビや菌が繁殖しない適正な湿度環境下での保管を可能とします。

https://www.jfrl.or.jp/storage/file/news_no38.pdf

参考 日本食品分析センター

リーベルコーヒーでのワンポイント

水分活性値は、コーヒー豆の焙煎上、重要な指標です。特に「乾いた豆」は、焙煎が進みすぎる可能性もあり、焙煎機の火力のコントロールにも使用します。

2. 水分計測器による生豆の管理

この機材では、「生豆の外側」の水分量を計測します。ある基準を超えてしまうことで微生物が繁殖しやすい状態となります。その基準を超えない様、生豆の湿度管理を行います。

コーヒー豆専用に設計製造された機材を用い農林水産省のガイドラインに準拠し、水分量が15.0%以下になるよう生豆を管理します。

https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/risk_analysis/priority/attach/pdf/hazard_chem-53.pdf

参考 農林水産省 食品安全に関するリスクプロファイルシート

3. 焙煎後の豆における焙煎度合いの管理

自家焙煎店では独自の方法にてコーヒー豆を焙煎します。その際、「浅煎り」「中煎り」「深入り」と表記されることが多く、自家焙煎店ごとに、焙煎度合いが異なるのが実情です。リーベルコーヒーでは焙煎毎に(焙煎の品評会で使用される)特殊な機材を用いて世界基準の指標で数値化し、焙煎度合いを提示させて頂いております。

米国のAgtron社が開発した機材で「Agtron Gourmet Color Scale」により焙煎度合いを8段階で計測します。

https://sca.coffee/research/protocols-best-practices

参考 SCA カッピングプロトコル